「海藻王国」佐渡の春の味!ツルシャキ食感がクセになる いかナガモ丼
目次
いかとナガモの相性が抜群!ナガモの独特な粘り気とコリコリとした食感、爽やかなゆずの香りがポイントのどんぶりご飯です。
ご飯以外にも、そばやうどん、もしくはラーメンのトッピングにおすすめ。豆腐にのせると、いつもの冷ややっこが豪華に変身します。
今回使用したナガモは、ボイルとカットをしてから冷凍しているので、解凍してすぐ使えます。12月から3月にかけて収穫される、佐渡の春の味覚”ナガモ”を、このレシピでぜひ味わってください!
ナガモって何?
ナガモは標準和名を「アカモク」といい、主な収穫地は佐渡島や粟島。全長3~10mにまで達する大型の海藻です。水温の低い冬期に生育し、佐渡では12月末から3月くらいまで収穫されています。
熱湯にくぐらせると茶色から鮮やかな緑色となり、食べるとシャキシャキとした歯ごたえで、独特の粘り気が出るのが特徴です。
その粘り気の正体は、アルギン酸という水性の食物繊維。
アルギン酸には、お腹の調子を整えたり、血中コレステロールを低下させる働きがあります。そのうえ抗がん作用もあるといわれている、フコイダンも豊富で健康食品として注目を集めています。
全国的にナガモを食用とする地域が増えていますが、佐渡では古くから食べられてきました。
材料
- 冷凍ナガモ:1パック(500g)
- めんつゆ:大さじ3
- ポン酢しょうゆ:大さじ3
- いか刺身:150g
- ご飯:2合
- ゆず:少々
作り方
- 冷凍ナガモを解凍する。(流水解凍がよい)
- 解凍したナガモをザルにあげ、しっかり水気をきる。
- ボールにナガモを入れ、めんつゆとポン酢しょうゆを混ぜる。
- 丼にご飯を盛り、ナガモ、いかの刺身をのせる。
- ゆずの皮を添える。
<コツ・ポイント>
- 今回使用したナガモは、ボイルとカットをしてから冷凍しているので、解凍後すぐにお使いいただけます。
生ナガモを使用する時は、よく水で洗ってからお湯で湯がいて、下処理をしてください。 - (2)で水気を切る際は、水気がなくなるくらい十分に取った方が水っぽくならず、おいしく召し上がれます。
レシピ動画
使用食材の生産者紹介
- シーサイド・ファクトリー株式会社(新潟県佐渡市)
- 【使用食材】ナガモ
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佐渡の近海は、オホーツクからの寒流と対馬からの暖流が交わる、ゆたかな海の楽園です。また、江戸時代は北前船の寄港地で船とともに、全国の食文化が入ってきました。佐渡の人たちは、魚のおいしさや扱い方を知り尽くしています。
シーサイドファクトリー(株)は「食卓に笑顔」を合言葉に、極上で完全無添加の【元祖魚の生ハム】をはじめとする、佐渡からの贈り物を潮風に乗せて、真心込めてお届け致します!
生産者プロフィールページへ
レシピ監修
本間 真弓
肩書き
フレマル フードディレクター
新潟県よろず支援拠点 コーディネーター
管理栄養士・フードコーディネーター
プロフィール
食品衛生、食品加工、食品開発の指導、6次化産業化プランナーとして、地域資源活用の商品開発に携わってきました。
売上拡大や、経営改善のための、独自性の高い商品開発や販促のお手伝いをします。