2022年3月14日
フレマルレシピ
ゴロっと大粒!佐渡一年牡蠣のオイル漬け
目次
今回、使用した牡蠣は奇跡的な海産宝庫といわれる、佐渡の加茂湖で養殖されている”佐渡一年牡蠣”。
牡蠣の養殖では食べごろに育つまでに通常2~3年ほどかかりますが、加茂湖は豊富なプランクトンにより、わずか1年で食べごろに育ちます。 しかも佐渡金北山からの栄養豊富な川の水と、プランクトンが豊富な海の水のおかげで、磯臭さが少ないうえに味が濃厚でクリーミー!
加熱しても身が固くなって縮むことなく、プクプクで柔らかいのが大きな特徴です。
そんな大粒で味の濃い、”佐渡一年牡蠣”の旨味をギュッと閉じ込めたオイル漬けは、飽きがこなくて何個でも食べられる一品です。
おつまみや前菜、バゲットなどと一緒に食べるのはもちろん、おいしさが溶けだしたオイルは、シンプルな牡蠣のオイルパスタ、キノコやシーフードのアヒージョ、サラダのドレッシングなどにもアレンジすることができます。
こちらのオイル漬けは、殺菌した保存容器で2週間ほど冷蔵保存ができます。牡蠣を長くおいしく味わいたい方に、おすすめのレシピです。
材料
- 牡蠣(加熱用):450g
- にんにく:2片
- オリーブオイル:300ml
- 白ワイン:大さじ2
- オイスターソース:大さじ1
- しょうゆ:大さじ1
- 唐辛子:1本
- ローズマリー:1枝
- ローレル:1枚
- 片栗粉(牡蠣の下処理用):適宜
作り方
- 牡蠣を片栗粉で軽くもみ、牡蠣の汚れを落とす。水で洗ってザルで水気を切り、バットに広げてキッチンペーパーで、さらにしっかり水気を取る。
- ガーリックオイルを作る。
フライパンでオリーブオイル大さじ3とスライスしたにんにくを加熱する。香りが出たら火を止め、10分ほど置いてから残りのオリーブオイルを合わせ、取り出す。 - フライパンをきれいにし、牡蠣と白ワインを入れて、牡蠣に火が通るまで加熱して取り出す。ざるに上げ、牡蠣から出た水分はとっておく。
- (3)の水分、オイスターソースをフライパンに入れて煮詰める。
- ほぼ煮詰まったらしょうゆを入れ、牡蠣を戻してコロコロと転がしながら水分を飛ばす。
- あらかじめ殺菌した保存容器に、アツアツの牡蠣と唐辛子、ローレル、ローズマリーを入れてガーリックオイルを注ぎ入れる。
- 半日以上漬けこんでから食べる。
<コツ・ポイント>
- (1)下処理の際はていねいに洗い、牡蠣の汚れ具合によって、洗う回数を増やしてください。洗った後は水気をしっかり取ると、水っぽくならず、おいしくできます。
- (2)にんにくは焦がさないように!
- 殺菌したビンを使用すれば、冷蔵庫で2週間ほど保存ができます。
レシピ動画
使用食材の生産者紹介
- あきつ丸(新潟県佐渡市)
- 【使用食材】牡蠣
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牡蠣漁師 あきつ丸は新潟県の北部にある「佐渡島」の加茂湖に面した、小さな牡蠣料理店を営む漁師一家です。
島外でも漁港を回る仕事をしていた現三代目の伊藤が、改めて佐渡島の海産物の圧倒的なポテンシャルの高さを広めたいと考えています。
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レシピ監修
本間 真弓
肩書き
フレマル フードディレクター
新潟県よろず支援拠点 コーディネーター
管理栄養士・フードコーディネーター
プロフィール
食品衛生、食品加工、食品開発の指導、6次化産業化プランナーとして、地域資源活用の商品開発に携わってきました。
売上拡大や、経営改善のための、独自性の高い商品開発や販促のお手伝いをします。